O君 慶應義塾大学経済学部進学 筑波大学・早稲田大学他合格 ソフトテニス部
1年間の受験を振り返って、一番感じられたことは、「計画性」です。国立大学も受験したので、センター試験での5教科7科目をまんべんなく仕上げなければならない状況でしたし、慶應ではさらに小論文の対策が必要でした。高校入試とは異なり、どれも骨のあるものばかりで、苦労しました。
しかし、模試や定期考査実力考査をもとに自分の計画を修正し、各科目の勉強時間を上手く分配できたことで、何とかなりました。
他にも、センター試験→私大、2次試験の勉強方法を切りかえるタイミングなどもあります。もし、何も計画を立てずに挑んでいたらどこにも受からなかったと思います。
後輩たちには、模試や過去問、配点や比率をもとに計画を立てることをすすめます。
受験を通して一番きつかったのは、大学別模試で点数が取れなかったことです。そのとき自分はもう一度基礎を徹底しました。英語ならセンターレベルの文章を、数学ではチャートを解き直しました。
大学入試センター試験は、国立(特に埼玉大や横国大など)受験のウェイトが高いところを受験する際、ほぼこの試験で決まるといって良いでしょう。自分は12月終盤あたりから本腰を入れていきました。センター利用の私大の合格を取っておくこともあとあと受験の終盤に助けられます。
本番は異常なくらい緊張して3%くらい得点率が下がるので、しっかりとした対策が不可欠です。
部活をやっているうちは基礎的なこと(単語の暗記や、チャートのレベル3くらいまで)を徹底していれば、引退した時の勉強がスムーズに行きます。メリハリをつけることが両立の鍵だと思います。