合格体験記

S君 国立東京工業大学第6類合格進学 サッカー部


自分は部活を第一目的として春日部高校にきたので、出来る限りやり切りました。3年生からは勉強も本気で取り組みましたが、それでも夏休みは部活を中心に考えていました。

自分は3年生の初めは進みたい類すら決めておらず、なんとなく1類としていました。しかし、夏休み頃に進みたい類を、将来やりたいことと照らし合わせて決定することができ、振り返ると、良かったと思います。

模試などの結果が返却されたときに、想定していた結果よりも悪くきつく感じました。特にオープン模試や実戦模試など、返却時期が受験期に迫るタイミングでしたので焦りがうまれてすごいことになります。

こんなときは、深呼吸して、ただただ勉強するのみです。 

大学入試センター試験は「簡単だ!」と勘違いしていたころの自分をどつきたいです。それぐらいにセンター試験は難しかった。直前(試験前日)まで狂ったように過去問や予想問題を解くことをおススメしたいです。


大学でも努力をし続けて行こうと思います。


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N君 早稲田大学基幹理工学部合格進学

 

友だちと一緒に勉強したことが長期間の受験勉強を乗り越えることのできた大きい要因の1つであると思います。

互いに刺激し合うことで勉強面において成長できたし、同じ時間を共有することで受験勉強の時間が他の意味を持つ大切な時間となったと思います。

また、受かった人は受かるべくして受かっていると感じました。学校での成績の良かった人が本番失敗しているケースはありますが、良くなかった人が本番いきなり成功したケースは見ませんでした。また、本番成功している人は最後まで油断せずしっかり勉強をしていました。

 

僕の場合、高校2年生の終わりごろから、勉強に対してかなりやる気がアップしました。部活の時間を勉強にまわしたくなったので、3年生の早々に部活を引退し、すべての時間を勉強に注ぎました。

部活に燃え尽きてしまい、引退後に勉強に切り替えられない人がいると聞きます。また、勉強をする、と言って部活を早々に辞めていく人の中に、集中して勉強ができていない人も少なくないようです。

そういった人たちと同じとみられたくなかった、という意地も働いたのかもしれません。

自分の判断と、勉強に専念したことは、正しかったと思っています。


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T君 中央大学法学部合格進学 弓道部


受験を振り返れば、それなりにつらい1年間だったと思います。

1学期は部活や文化祭など、やることがたくさんあり、勉強に集中できる時間は少なかったと思います。隙間時間学習を積極的にやるようにして、なんとか克服できたと思います。

2学期に入ると模試の結果も意識せざるをえなくなり、一喜一憂することがありましたが、目標をしっかり定めてブレずに勉強していくことが大切だと思いました。

喜望峰では、問題を解いていてわからないことを先生に質問できる環境でしたので、自分の盲点を効率良く発見でき、修正することが出来て良かったと思います。

3学期は、その延長で、毎日添削指導を受けることが出来ましたので、本番の試験への得点力を上げることに役だったと思います。

部活動をやることで時間を有効に使うことを考えるようになり、ダラダラ時間を浪費させることが無くなりました。また、部活の大会などで緊張を味わうことが、大学入試の予行練習(心を鍛える)になると思います。


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N君 国立千葉大学工学部進学 中央大学理工学部・法政大学デザイン工学部他合格 ソフトテニス部

 6月くらいまでは部活に集中していたため、長時間勉強ができるようになったのは引退後です。僕は理系なので物理・化学に力を入れました。その結果センター試験直前に、一気に問題が解けるようになり、得点源にすることが出来ました。

 国立第一志望ですが、早稲田も受験するつもりでした。しかし、問題のレベルの違いから早稲田受験を見送り、国立の勉強に集中することにしました。振り返ると良い判断だったなと思います。

 部活動は、最後まで続けるべきだと思います。もし途中で辞めたとしても、時間が増えた分遊ぶだけで、勉強する気が起きない(一部の人を除きます)と思います。部活をやりきって、勉強も全力でやる!くらいの意気込みがあれば良いと思います。


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F君 早稲田大学商学部進学 明治大学経営学・商学部他合格 囲碁部

 僕が受験勉強を本格的にはじめたのは高3の4月くらいでした。2年生のときは中だるみで、1年生のときよりも格段に勉強量が落ちていました。高3スタート前の春休みに修正できるように心がけました。

 受験を通して苦手科目との付き合い方が難しかったと思います。どうしても苦手な科目は、気がついたら、ボーっとしていたり、眠くなっています。なるべく食事前や朝起床直後など、脳が活性化しているうちにやるようにしました。

 部活引退は5月の終わりごろでした。それまでは、18時半ごろまでに部活をやり、その後喜望峰で勉強して帰る、というスタイルにしていました。この流れは自分にとって良かったと思っています。

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K君 早稲田大学基幹理工学部進学
 
 私が高校3年生の一年間で最も力を入れたのは、毎回の授業の予習と復習でした。その理由は、特に受験を意識して勉強していなかった2年生の時に、学校の勉強を真剣に勉強するというだけで、模試の結果が良くなっていったことに気づいたからです。つまり、受験勉強は学校の授業の延長である、ということだと思います。
 
 受験生の夏休みほどつらかったことはないと思います。最初の数日で「これがあと1か月も続くのか」と絶望しましたが、友達と一緒に勉強すること、喜望峰の「チームミーティング」でのペースをキープさせてもらったことで、なんとか乗り切りました。
 
 夏は数学と理科を中心に勉強していました。2学期以降の模試やセンター試験など、夏に取り組んだ成果が出たと思います。やはり、夏休みがとても大事だと思います。
 

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N君 国立小樽商科大学商学部進学  弓道部
 
 私が志望大学を決めたのは、「大学に入って何を勉強するのか、したいのか」が大きな柱でした。そして、やりたいことが出来る大学へ進学することが出来ました。次の目標は、大学2年生から留学(国費)を考えているため、1年生の段階で良い成績をとって留学できるように、と考えています。
 将来的には、日本の素晴らしい技術を海外に向けて紹介し使ってもらえるよう、開発者の方を文系としてサポートする仕事がしたいと考えています。
 
 一番辛かったのは、国立大学を目指すことへの葛藤でした。クラスには、私立文系を志望する人が多くいました。受験教科を絞ることが出来、かつ名の通った有名私大がたくさんあります。
 
 国立大学を目指す人は、たくさんの科目を勉強すること、センター試験と2次試験の2回の関門など、厳しい受験です。是非、信念をもって、そして覚悟して、受験勉強をしてください。

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K君 立教大学経済学部進学 明治大学政治経済学部他合格 囲碁部
 
 高校3年生の夏休み前には、受験勉強をしていなければならないと思いましたが、部活の全国大会が8月にありました。推薦も考えていたので、大会の結果によっては受験と結びつくものだったため、いつでも出来る日本史しか勉強することが出来ていませんでした。友だちたちが受験していた8月中の模試は受けられず、9月になって受けた模試の結果は悲惨でした。
 
 他の受験生と圧倒的に勉強時間が違っていたため、1日の勉強時間のノルマを決めて逆転を誓いました。頑張ったつもりですが、それでも1回の模試を除き、結果はすべてE判定。受験まで時間が限られていたため、全力でやって落ちたらしょうがないと思い、受験にのぞみました。
 E判定しか出ていない状況で、大学の過去問をひたすら解いて、これさえ出来るようになれば良いんだ、と自分を励ましました。
 
 自分の中で一番大事だと思ったのは「息抜き」です。息抜きをつくったおかげでメリハリがつき、勉強に集中できました。


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K君 早稲田大学法学部進学  弓道部
 
 2年生が終わるころ、真剣に受験勉強に取り組み始めました。はじめてみるとやることの多さと受験の不安に押しつぶされそうになりました。3年生の1学期は、学校の勉強も進めていかなければなりませんでしたから、気がつくとあっという間に過ぎてしまった感じです。夏休みは40日間、毎日勉強というつらい日々でありましたが、終わってみるとやはり短かったという感想です。
 
 一番つらかったのは、夏休みの勉強です。計画通りに進まず、やることがたまってしまったこと。何とか、優先順位をつけて、出来ることから少しずつ片付けて行きました。
 
 センター試験は、本当に受験当日の朝まで学力が伸びると思います。1週間前の模擬問題集で社会や理科の科目などでわからない用語が出ていましたが、焦らずに出てきたものを覚える精神で詰め込んで行きました。
 

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K君 国立横浜国立大学理工学部進学 明治大学理工学部他合格 陸上競技部

 受験を通して一番きつかったことは、自分は他の受験生よりも実力がないのではないか?未完成のままで受験に挑むのではないか、と不安に思うようになりました。受験は気合いだけでは乗り切れませんが、それでも気合いは大事なので修造氏の応援メッセージを聞きました(よく効くよ)。

 すべての教科のセンター試験演習が本格的にはじまるのは2学期11月ごろ。それまでに理社は完璧にしておきたいと思います。理系の理科、文系の社会科は当然です。理系なら社会科、文系なら理科。これらを後回しにせず早いうちに仕上げていければ良いと思います。

 3年間の部活と勉強の位置づけは対等な関係としてとらえていました。2年生までは周りが若干引くほど(?)両方を突き詰めていました。部活の合宿の帰りに喜望峰に寄って自習していたので、変人(?)と思われても仕方がありません。ハイ。でも、長期的にみたら自分のスタンスはそんなに悪くないと思います。


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S君 慶應義塾大学商学部進学 早稲田大学商学部・明治大学政治経済学部他合格 硬式テニス部
 
 やるときはやる。この一言が一番言いたいことです。
 人間にはずーっと集中を保つことなど不可能です。何時間かおきに必ず集中力が途切れる時間帯がやってきます。頑張ることは大事ですが、頑張りすぎることは時に毒になります。自分が予定していた通りに勉強ができたら、思い切り休む、遊ぶことも必要です。それが勉強しているときの集中力につながり、ずっと勉強しているときよりも質が高くなります。
 
 やるときはやる。遊ぶときは遊ぶ。
 
 このメリハリを1年間継続して維持できれば満面の笑顔で卒業式を迎えられることでしょう。卒業できれば、ね。
 
 一番きつかったことを振り返っておきます。
 夏休みが終わってからは、燃え尽き症候群が全国的に流行りだすと思います。この9月、10月でどれだけ計画通りに勉強できるかが大事です。対策としては、好きな教科と苦手な教科をサンドイッチすることで集中力を保つのがよいです。
 
 部活動の位置づけについて自分の思いを伝えます。
 自分の入っていた部活は休みがほぼ皆無で、文武両道を実践することは出来ませんでした。そこで、高校3年生の4月から引退までは部活動を、引退後は勉強をそれぞれ全力でやることにしました。つまり文武分担です。それも1つの手です。
 

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K君 早稲田大学文化構想学部進学 早稲田大学教育学部・上智大学経済学部他合格 ソフトテニス部
 
 部活は引退まで続けました。引退するといよいよ受験という気持ちになれると思いますが、部活を引退してから始めるのは無謀といえるでしょう。引退前から習慣づけしておくことで、部活引退後もスムーズに良い流れで勉強に取り組めます。
 
 受験において一番大切なことはモチベーションの維持です。特に、長期休業の間などはモチベーションの維持が難しいです。だから、受験勉強の間はいかにヤル気を保つかを考えなければなりません。私はやや高めに目標を設定し、それに向けての計画をしっかりと立ててから勉強にのぞみました。具体的な目標があると気持ちが緩まないと思います。また、趣味とも上手く付き合っていかなくてはなりません。受験期に趣味に没頭することは話しになりませんが、勉強の合間に適度に趣味の時間を設けることでメリハリがつき、より勉強に集中できます。禁欲は体に毒なのでほどほどに。
 


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N君 国立東京学芸大学教育学部進学 日本大学生物環境学部他合格  野球部
 
 高校3年生の7月まで部活最優先でほとんどと言っていいほど勉強時間を確保できていませんでした。最初はものすごく不安でした。案の定、最初模試はひどい結果でした。他の人よりスタートが遅れたので努力しなければ、という思いで必死に頑張りました。喜望峰の9月~12月の期間での学習マイレージでは770マイル越えの勉強で追い込み、多少の達成感をつかんだ気がします。
 一番緊張したのはセンター試験直前でした。センター試験の結果次第では国立の出願校の変更も考えなくてはならないからです。結果は志望校のボーダーギリギリだったので、その後のヤル気モチベーションが継続することができました。
 センター試験から国立2次試験までの間は、学校や喜望峰で友人と話をすることにより気を紛らわすことで乗り切ることが出来ました。
 第一志望に合格できて、本当に嬉しかったです。
 
 どんなに部活動が忙しくても部活動と勉強を両立する人はいます。私は両立できていたとはいえませんが、引退から勉強への切りかえを直ぐに出来るよう意識しました。
 

合格体験記
M君 国立筑波大学理工学群進学 早稲田大学・東京理科大学他合格 バトミントン部
 
 1年間の受験を振り返ってみると、特に現役は、先を見通して無理のない計画づくりが出来るかどうかが、最大のポイントになると感じました。計画をしっかり立て、焦らず確実に一歩一歩進んでいけば道は開けます。計画を立てる上で重要になるのが情報です。自分の志望校の受験科目、問題形式、レベルなどが必要です。国公立では、センター試験の科目が前期日程と後期日程で異なる場合もあるのでよく調べましょう。
 結局、受験は気合で乗り切れると思います。そう、頑張れば何でもできるはずです。だから、頑張りましょう。
 あとは、自分が勉強できる場所があると良いと思います。学校でも喜望峰でも、上手に利用することで集中して受験勉強ができるはずです。
 
 受験を通して一番きつかったのは、夜中に隣の部屋で姉妹が電話していて、眠れなくて体調を崩したこと。(家族の協力は大事です)
 あとは、国立落ちたら働けという雰囲気だったこと。でも、逆にそれがモチベーションアップにつながりました。
 
 大学入試センター試験について、言うと、基本的な内容なので普段の学校の授業を大事にすることです。どっちみち、センター試験の内容が解けなければ2次試験でつまづく可能性が高くなるので、しっかりやるべきです。センター試験の勉強を本格的に取り組むのは年越しちょい前くらいで良いんじゃないかな。(もちろん夏休みに一度仕上げてあれば、の話)
 
 部活はバリバリやっていました。引退は6月後半くらい。授業の予習とテスト勉強をしっかりやっておけば、引退後から勉強量を確保できるので、十分志望大学突破レベルに間に合わせることが出来ます。個人的には、部活動は最後までがんばって欲しいです。得られるものが多いからです。


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O君 慶應義塾大学経済学部進学 筑波大学・早稲田大学他合格 ソフトテニス部
 
 1年間の受験を振り返って、一番感じられたことは、「計画性」です。国立大学も受験したので、センター試験での5教科7科目をまんべんなく仕上げなければならない状況でしたし、慶應ではさらに小論文の対策が必要でした。高校入試とは異なり、どれも骨のあるものばかりで、苦労しました。
 しかし、模試や定期考査実力考査をもとに自分の計画を修正し、各科目の勉強時間を上手く分配できたことで、何とかなりました。
 他にも、センター試験→私大、2次試験の勉強方法を切りかえるタイミングなどもあります。もし、何も計画を立てずに挑んでいたらどこにも受からなかったと思います。
 後輩たちには、模試や過去問、配点や比率をもとに計画を立てることをすすめます。
 
 受験を通して一番きつかったのは、大学別模試で点数が取れなかったことです。そのとき自分はもう一度基礎を徹底しました。英語ならセンターレベルの文章を、数学ではチャートを解き直しました。
 
 大学入試センター試験は、国立(特に埼玉大や横国大など)受験のウェイトが高いところを受験する際、ほぼこの試験で決まるといって良いでしょう。自分は12月終盤あたりから本腰を入れていきました。センター利用の私大の合格を取っておくこともあとあと受験の終盤に助けられます。
 本番は異常なくらい緊張して3%くらい得点率が下がるので、しっかりとした対策が不可欠です。
 
 部活をやっているうちは基礎的なこと(単語の暗記や、チャートのレベル3くらいまで)を徹底していれば、引退した時の勉強がスムーズに行きます。メリハリをつけることが両立の鍵だと思います。