『春高の友人と高めあう』 N君(さいたま市)
私は、中学校のころは部活動と勉強との切りかえ、メリハリがあまりつけられていませんでした。友だちとともに、いつもいつもふざけてばかりで、集中するときに十分ではなかったと思います。
しかし春日部高校の生徒は、勉強(授業など)、部活動、普段の時間の使い方、メリハリがしっかりしていて、すべてにおいて全力で取り組む人たちがたくさんいます。友達とともに高めあっていくことの面白さがわかってきました。だから意識の高い友だちは大切です。
私が喜望峰に通い始めたのは、友だちの影響です。部活のあとにまっすぐに喜望峰へ向かい、しっかりと勉強してから自宅に帰る生活をしていたからです。喜望峰の良さのひとつに、自習室があります。友だちとおなじペースで勉強することで、勉強する習慣が身につき、学校の勉強で理解できていなかった部分や、理解したつもりで問題演習が足りなかった部分が減ってきたと思います。ここでも友だちと高めあって、一段高い目標を狙っていこうと思います。
喜望峰に通いはじめて成績も上がり、春高の学校生活が楽しくなってきました。
高校生活を楽しむためにも、勉強こそしっかり頑張るべきことだと思います。
『喜望峰のライバルたち』 A君(杉戸町)
新高校1年生の皆さんは、同じ中学校で、ライバルがいたことだと思います。春日部高校は、クラス全員が、学年全員がライバルです。
「中学時代は、あまり勉強していなかった。」
「つねに学年で10番以内にいた。」
春日部高校に入学すると、たいてのクラスメイトは上記のような話をします。
そうなんです、ここ春日部高校はそういう人たちの集まった高校なんです。同様の学力を持った人たちが集まっている学校ですから、入学時には学力の差がありません。
ただし、中学時代と同じ勉強方法を続けていたら、悲しいかな300番台の成績をとる可能性が高くなります。
僕の通っている喜望峰には、春日部高校内で学年上位を目指していこうという人たちが集まっています。その中で、お互いに刺激しあい、励ましあい、協力しあい、競いあい、切磋琢磨しながら勉強しています。高校のクラスの雰囲気は、高校生活を楽しんでいる部分もあるため、勉強に対する緊張感というものが弱いと感じています。
今の自分の成績があるのも、喜望峰の授業が役にたっているのはもちろんですが、良きライバルとの競争の結果だと思っています。
もし高校の先の目標を真剣に考えているのであれば、かつ、勉強する環境が欲しいのであれば、一度、喜望峰に見学に来てみてはいかがでしょうか。
『高校スタートの難しさ』 I君(鴻巣市)
自分は今からおよそ1年前に中学生のときから憧れていた春日部高校に入学しました。先輩方に温かく迎えられ、厳しい受験を乗り越えた達成感にしばらくの間、浸っていました。しかし、春日部高校は入学して数日するとすぐに平常日課になり、授業が始まります。春高の授業は進み具合が速く、授業の質も1時限を65分で行われるのでとても濃いです。また、月に1度テストが実施されるのでとても大変です。
私は4月の頃に勉強を怠ってしまい、スタートが出遅れてしまいました。(高校入学の喜びが勝ってしまい、油断してしまいました。)最初の試験の結果で目が覚めたのです。中学では取ったことのない学年順位、クラス順位で大変ショックを受けました。これはまずいと思い、すぐに喜望峰に通うことにしました。
現在、部活の練習後はほぼ毎日喜望峰を利用しています。喜望峰では主に数学や英語の予習、復習をしています。喜望峰の授業はもちろんですが、毎日自習室を利用することで、勉強量を確保しています。
私の現在の目標は、学年順位が2桁以内に安定して入ることです。一度入ったからといって、油断をするとすぐ順位が下がってしまいます。しっかりと基本を身につけ、安定した学力を確保できるよう日々努力して行こうと思います。
春日部高校の新1年生の皆さんも、高校生活には「努力」を欠かさないで、がんばってください。
『部活と勉強を両立する意味』 S君(さいたま市)
僕は運動部に所属しています。春高にはたくさんの部活があると思いますが、一応その中では一番きつくて、休みのない部活といわれています。どの部活も時間がないと感じると思いますが、僕らには特にありません。顧問の先生は厳しく、正直、ハードです。
しかし、部活が大変という理由で勉強をおろそかにしてはいけません。部活(運動部)をやっている人が学年トップのことはよくあります。時間の使い方を工夫すれば、上手くいきます。僕の場合、練習試合での移動中(電車の中)、古文単語を覚えるようにして、勉強時間を確保するようにしています。少ない時間ですが、これらの積み重ねで、「試験前に時間が足りないから出来なかったと」いう後悔をしないようになりました。
部活(厳しい運動部)に入らなければいいかというと、僕の意見は逆です。是非、大変な部活に入ってください。高校に入って、高校3年間部活を続ける価値はあると思います。部活を通して得られるものは絶対あると思います。(僕の場合、平日毎日朝練があり欠かさず参加しています。日曜日も試合で早朝から出かけます。これを3年間続けていくことで、忍耐力が養われると思っています。)そして、この経験が受験勉強で役に立つと信じています。日々、部活と勉強に対して、最大限の努力をしていくことで後悔のない高校生活を送っていこうと思います。
「文武両道」の大切さを、なんとなくわかってきた気がします。